「144hzでゲーム」のためにディスプレイを新調する際のチェックポイント – HDMIのバージョンに注意

144hzでヌルヌル ゲーム

PCでゲームをしている方でゲーム用のディスプレイを新調する際、144hz対応かどうかを気にして購入する人も少なくないと思います。商品の説明に「144hz対応」とあればすべてOKか?というとそうとも限りません。今回の記事では購入前のチェックポイントをまとめていきます。

まずケーブルによる規格の違いを押さえておく

パソコンピックネット様のWEBサイトに一目瞭然のリストがありますのでリンクさせていただきます。
https://pcpick.net/feature/monitor-cable-difference/

こちらのリストさえ見れば、察しのいい方はもうこのブログの記事は読まなくても大丈夫です。すみません冗談です最後まで見ていただけると嬉しいです(笑)。

144hzで動かすためにはグラボとディスプレイの双方の接続端子が144hzに対応している必要がある

まず使っているグラボの接続端子のバージョンを調べる

ざっくりとHDMI、Displayport、DVI-Dのそれぞれの規格でどれを選べば144hz環境を実現できるのかがわかったところで、次は自分が使っているグラボの接続端子(出力端子)の仕様を調べます。私の場合はMSIのRTX2070 Ventus 8Gというモデルです。ググればすぐに仕様にたどり着けると思います。
参考までにこれが私が使っているグラボの仕様一覧となります。
https://asset.msi.com/pdf/main/jp/presale_v2/GeForce-RTX-2070-VENTUS-8G?

ドメインが「msi.com」ですから公式の資料で記載に間違いはないとの前提で話を進めます。
これによるとDisplayportのバージョンは1.4、HDMIは 2.0bとありますので、前述したパソコンピックネット様のWEBサイトの情報と照らし合わせると、少なくとも私のグラボの出力端子としてはDisplayport、HDMIの両方で144hz環境を実現できる要件を満たしていることがわかりました。

ディスプレイ側の接続端子のバージョンを調べる

次はディスプレイ側の接続端子(入力端子)のバージョンを調べます。これもできれば公式の資料をググって探しましょう。例としてASUSのVG258Qという24.5インチのモデルで調べてみます。公式の仕様表によると、このモデルの映像入力端子の仕様は、HDMI 1.4, DVI-D(Dual Link), DisplayPort 1.2となっています。いっぽうHDMIのバージョンは1.4のため、残念ながら接続にHDMIを使うならリフレッシュレート(hz)は最高でも120hzどまりとなることがわかります。

DisplayportとDVI-Dについては問題なさそうです。以上の確認により、144hzで表示させるために使える端子はDisplayportとDVI-D(デュアルリンク)が使え、HDMIは使えないということがわかったわけです。

接続端子のバージョンが明記されていない場合はメーカーに問い合わせるか別の商品にする

製品によっては公式のスペック表に接続端子のバージョンが記載されていないものもあります。買ってから後悔するのを避けるために、144hzで動かしたいと思うなら必ず購入前にメーカーに問い合わせましょう。返答がなかったり明確な回答が得られなかった場合は別の製品を選んだほうが得策かと思います。

微妙な表記にも注意

「144hz対応」をうたって販売されているディスプレイでも、実際にはすべての入力端子が144hzに対応していない製品もあります。実際に、私が今使っているゲーム用のディスプレイはBenQのZOWIE XL2411Pという24インチのでモデルで、価格.comによると販売開始は2017年12月となっています。

このモデル、いまでも普通に販売されていますが、ちゃんと確認せずに購入した私が悪いのですが、amazonでは「 ※144Hz駆動はDVI-DL,Display Port接続時のみ対応します 」と記載がちゃんと下にあるのですが、商品見出しの「144hz」だけをサラッと見て衝動買いしてしまうような方(私のことですが)は気を付けたほうがいいです。すべての入力端子が144hzに対応しているとは限らない、ということですね。

ちなみのそのBenQのディスプレイですが、以下の画像のように、HDMIで接続するとWindows上でも最高で60hzまでしか選べません。DisplayportとDVI-Dならもちろんちゃんと144hzまで選択可能です。

2019年現在、新品で売られているFHD(フルHD)のディスプレイなら、Displayportと DVI-Dならまず問題なく144hzできる)

Displayportは過去のバージョンの1.2ですら1080p(1920×1080)なら240hzまで対応していますので、2019年現在、新品で売られているディスプレイで「144hz対応」をうたっている製品であればまず対応していると考えていいでしょう。

DVI-Dのほうですがこちらはハードウェア側の接続端子の仕様だけでなく使うケーブルも「デュアルリンク対応」のものを選ばないといけません。ケーブルの値段はシングルリンクに比べて若干上がります。

それでもHDMIを使いたい場面とは

普通にディスプレイ1台で使っている分には、それほど困ることはありません。HDMIで144hzできないならDVI-DでもDisplayportでも好きなほうでつなげばいい、わけですので。

困ることが出てくるのはマルチディスプレイやトリプルディスプレイにしたり、あるいはあまりやっている人がいないと思われるAVアンプとPCをHDMIで接続している私のような環境です。今回はあまり詳しくは書きませんが、グラボの複数の出力端子にデバイスがつながっている場合にどの出力を優先するかはグラボのBIOSによって設定されており、通常は変更することができません。

BIOS画面が出ないなあと思ったらHDMI側の真っ暗の他のディスプレイに出ていたとか、BIOSを見るためにはいちいちディスプレイ本体の入力切り替えスイッチで切り替えないといけないとか、私の場合はそういう不便が生じています。

あとは「金メッキの高級ケーブル持ってるからどうしてもHDMIでつなげたいんじゃあ!」という場合も事前の確認が必要ですね。

おわりに

今回説明したようなことは、実は多くの人にとってあまり重要な問題ではないのかもしれません。1台のディスプレイしか置いていない人が大半でしょうから、HDMIがダメならDVI-DでもDisplayportでも好きなほうを選べばいいじゃん、となる場合が大半だと思います。

ただディスプレイも安い買い物ではありませんから、接続端子をあまねく気の赴くままに活用したいと私は思うのです。例えば「予算にあと2,000円プラスすればHDMI2.0のディスプレイが買える」とか、予備知識を得ておけばそういう発想や選択肢も広がるのではないかという意図で今回の記事を作成しました。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

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