Detroit: Become Human (デトロイトビカムヒューマン) ゲーム面を解説

Detroit Become Human ゲーム

はじめに

前回のDetroit: Become Human (以下、デトロイト)の記事では、主にこの作品のストーリーと世界観および主要キャラクターについてまとめました。

Detroit: Become Human – ストーリーとキャラクター解説 – ネタバレなし
Detroit: Become Humanのストーリーと主要キャラクターの解説12月12日の発売が迫ってきた「Detroit: Become Human」(*以下、デトロイト)PC版について、今回の記事ではその最大の魅力と私が感じ...

今回は、それではこの作品はゲームとしてどうなのか?について、PS4版をプレイ済みの私の感想をまとめたいと思います。

この作品のために未プレイにも関わらずPS4本体まで買った私ですが、その購入動機のほとんどは世界観やストーリーに魅力を感じたということにあります。
ですが、やはりゲーマーとしてゲーム性についても触れないわけにはいきませんのでできるだけ公平にこの作品のゲームシステムの面をまとめたいと思います。

なお、PC版デトロイトの発売は12/12予定となっており当然まだ私もプレイしておりませんが、価格設定から推測するにおそらくPS4版から大きな変更がされているとは考えにくいため、基本的にはゲームの核となる仕様は同じなのではないかと予測しながらこの記事を書いています。

どんなゲームなの?

3Dアクションアドベンチャーゲームです。
アクションといってもジャンプしたり銃を撃ったりなどのアクションはプレイヤーが直接に行うのではなくQTEの結果として発動します。3D世界を徒歩移動して手がかりを探したりNPCと会話したりして進行していくかたちです。

プレイヤーが選んだ選択肢によってストーリーが大きく変化し、当然エンディングも多様にあります。選んだ選択肢によっては主要キャラでも途中脱落(以後、登場しない)があります。

オープンワールドなの?

オープンワールドが大好物の私ですがこの作品はオープンワールドではなくステージ切り替え型になります。マップの広さですが一部のマップには街の一角を表現したやや広めのマップなどもありますが、基本的に小さめのマップがほとんどです。

QTEはめんどくさい?

QTEとは何のことかご存じない方もいるかもしれませんので、念のために書いておくとQTEとはクイックタイムイベント (Quick time event)のことで、主要なイベントの場面などで、たとえばいきなり天井が落ちてきたりして

〇→△→□を押せ!

みたいなアレです。

QTEはしばしば批判の対象となり、あまり良いイメージを持っていない方も少なくないかと思うのですが、QTEがユーザーから不満を持たれてしまう大きな原因の一つとして

「本編からいきなり遮断され本編と関係ない操作を要求される」

にあると私は思うのです。たとえば

さっきまでボタン一つで回避行動できていたのになぜできないの・・

俺の主人公めっちゃ強いはずなのに・・なんでこんな回りくどいことしなきゃいけないの?

いや、銃抜いてすぐ撃てばええやん・・

といった不満ではないでしょうか。

さて、私はこの作品のQTEは面倒とは思いませんでした。むしろゲームの一部として自然に溶け込んでいるとすら感じました。

私がそう感じた理由は、上で説明したような本編操作とQTEの遮断を感じる度合いが少ないためではないかと思います。この作品はジャンル的にはアクションアドベンチャーゲームといえどアドベンチャー要素が強く、プレイヤーの直接的な操作で華麗なバク宙やデッドアイ(RDRシリーズ)などを実現できるようなタイプのガチのアクションゲームではありません。したがってこの作品の操作はシンプルである意味QTEと相性が良いと言えるのではないかと感じます。

とはいえQTEはQTEですから、「QTEのあるゲームは絶対にやらない!」という信念を持っている方にはやはり受け入れられないのかもしれません。ただPC版はキーバインドも変更できるでしょうからPS4版と違い自分の好きなように設定できるとすれば大きな問題にはならないのではないでしょうか。

謎解きは難しい?

難しくはない、というか「意地悪なものはない」といったほうが適切かもしれません。
こんなのわかるわけないよ!というのはなかったと記憶しています。

評価が分かれるであろう点

実績全取得プレイやフローチャート完遂プレイにはあまり優しくない

これはPS4版が発売された後にも批判として頻繁に目にしました。たしかにチェックポイントや分岐のシステムがそういった全埋めプレイにフレンドリーでないとは感じます。要はそうしたプレイをしようとするとなかなか結構な時間がかかってしまうということですね。

フロー全埋めはこの作品にのめりこんだ人ほどつまらないと感じるかも

ただ私の場合だけかもしれませんが、一度フロー全埋めプレイをしてみたのですが、途端につまらなくなってやめてしまいました。その理由はフローを全埋めするためには、しばしば感情移入しているキャラクターに、私としては不本意だったり不自然と感じられるような選択肢を選ばせないといけないことがあり、それが結果として私が思い描くストーリーやキャラクターとの乖離を起こしてしまったからだと思います。

結果としては、私はこのゲームを何周もクリアしましたが最後まで埋めていない(見ていない)チャートもけっこうあるという状態でした。

「忘れたころに再プレイ」が最上の楽しみ方かも

私が個人的にこのゲームを最大限に楽しめるプレイ方法だと思うのは、長い期間をプレイ時間として想定して「忘れたころにまたやる」ではないかと思います。

もちろんこのような遊び方を望まない方もおられるかと思いますのでこの作品の賛否が割れてしまうのはある意味必然なのかもしれません。

なお私の場合だけかもしれませんが、漫然とこのゲームを久しぶりにプレイすると結局前回の結末から大きくそれることのない結末へとたどり着きます。少々大げさな言い方かもしれませんがおそらくそれが私の性格の本質を表しているような気がするのです。

さらに10年後にプレイしたら、年を重ねた自分はデトロイトでまた違う展開や発見に出会えるのかもしれない、そんな空想もたくましくさせてくれる作品です。

おわりに

今回の記事では発売間近のデトロイトのゲーム面についてPS4版をプレイ済みの立場として感想をまとめました。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

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