ブロックダンベル(パワーブロック類似品) MRG 可変式ダンベル 使用レビュー

MRG ブロックダンベル 筋トレ

ブロックダンベル購入

自宅での筋トレ用にブロックダンベル(可変式ダンベル)を購入したのでレビューしたいと思います。私は長年にわたって筋トレを趣味としております。いくつかの大手ジムに通っていた時期もありますが、基本的に自宅でのトレーニングが好きです。今回はずっと気になっていた(憧れていた)ブロックダンベルを購入しましたので、従来のシャフト&カラー式との使用感の違いなども含めてレビューしたいと思います。

取捨選択

2020年11月現在「重量可変式ダンベル」はざっくり「ボウフレックス系」「ブロックダンベル系(パワーブロック類似品)」「フレックスベル(系?)」の3つに分類できるようです。

最終的にブロックダンベルにしたのは以下のような取捨選択の結果です。

  • ボウフレックス:全長が長すぎて種目が制限されそう。重量を軽くしても長さが短くならない
  • フレックスベル:長期間使用した際のギミック部(ダイヤル)の耐久性に不安がある。ただ見た目は一番かっこいい

というわけでブロックタイプに決定したわけですが、もちろんパワーブロック正規品は予算の都合上、どうしても買えない、という事実も記載しておきます(笑)

MRG ブロックダンベル 26kg (2個セット)

まずはじめに、今回私が購入した商品はこちらになります。この商品ですがMRG以外にも別のブランド名で販売されてますが内容はおそらく同じだと思われます。

2個セットのものを購入しました。※単品のタイプもあるので購入の際は注意してください。
Amazonなどのショッピングサイトの画像では、鉄の部分は真っ黒に見えますが実際は濃いグレーです。

ピンは樹脂製

私が購入した製品のピンは樹脂製でした。購入前にさまざまなブランドのブロックダンベルについていろいろと調べたのですが、ピンについてはネット上に以下のようなレビューがありました。

  • 金属タイプのピンが折れてしまったがピンだけ購入できないので困っている
  • 金属ピンのタイプはハズレ商品
  • 樹脂製でも1年ほど使ったらピンが折れた
  • 樹脂製のピンが折れたのでメーカーに問い合わせたら別のピンを送ってくれたが、届いたのは金属製だった

うーん錯綜してますね(笑)。真偽のほどはわかりませんが、実際に私の手元にあるものについての私の感想は「うーん、大丈夫じゃない?これそうそう折れないでしょ」と感じています。まあこれは実際に長期間使用してみないとわからないですね。

折れるとしたらピンの棒状の部分なのでしょうが、万が一折れたとしても、溝が切ってあるとか複雑な構造でもないのでプラリペアで補修したり、最悪自作したりできないかなーなどと考えています。

MRG ブロックダンベル 各部を見ていく

どうやって重量調節するの?についてはもうご存じの方も多いと思うのでざっくりと説明します。任意の位置にピンを挿すと、その分だけのウエイトがくっついてくる、というシンプルなものですね。

ピンを挿さずに持ち上げると最小重量になります。

重量設定の単位はキログラム表記ですね。これは助かります。

グリップの中に2本の金属棒が入っていて、1本当たりの重量は2kgです。この棒によって重量を細かく調節することもできるわけですね。

金属棒を取り出す手順です。レバーが「CLOSED」になっている状態では…

このように、金属棒が飛び出ないようにツメが飛び出た状態です。ひっくり返しても金属棒は抜けません。

そこでレバーを「OPEN」の位置にしてやると…

ツメが引っ込み、金属棒の出し入れが可能になります。

リストストラップは使えるのか?

パワーブロック(および私が購入したようなパチモン類似品)といえば「パワーブロックはリストストラップやパワーグリップなどの握力サポートギアが使えない」はよく言われるところですが、実際はどうなのでしょうか?検証してみます。私はパワーグリップは現在所有していないためリストストラップのみでの検証となります。

結論:使えなくはないが、セットアップに時間はかかるかも…

手を突っ込む内側の幅はだいたい10cmです。

以下は私が長年にわたって愛用しているSchiek(シーク)のリストストラップです。

まず1周。グリップが回転しないので少々苦労しましたがなんとか巻けました。グリップの滑り止め加工は強くないのでなんとかなりました。

ストラップの皮とグリップを少しづつこすりながら、滑りの良くなるポイントを探します。2周巻いて…

なんとかガッチリ巻けました。

5kg程度とはいえ、いちおう指を何本か外しても保持してくれています。

フレンチプレスやダンベルプルオーバーはできる?

上腕三頭筋の種目であるダンベル・フレンチプレスとか、前鋸筋や大胸筋、広背筋などの種目であるダンベル・プルオーバーはできるの?についても検証してみます。どちらも両手の指でダンベルプレートの端をつかんで行う種目なのですが、はたしてブロックダンベルに両手でがっしりと掴めるだけの十分な余白があるのか?ということですね。

結論:ちょっと無理かも

私は身長178cmで、手は少し大きめということもありますが、以下の画像の通り、両手でしっかりと端をつかむだけのスペースはないです。したがい、これら種目をブロックダンベルで行うのは難しいかと思いました。ですので私はこれら種目についてはブロックダンベルでやることは諦め、以前から持っているダンベルシャフトとプレートの組み合わせでこれまで通りやることにしました。

長年にわたって愛用しているIVANKOのダンベルシャフト、 ダンノ(DANNO)のスプリングカラー、ATLASのラバープレート

エッジ(ウエイトの端)で皮膚が切れる?

ブロックダンベル(パワーブロック類似品)のレビューでしばしば目にするものに「エッジの処理がされてなく、オンザニーで素肌の太ももの上に乗せたときに切れそうで怖い」というものがあります。この商品はどうでしょうか…

まず結論から言うと、指を這わせてみましたが「切れてしまうのでは?」といった不安は全くありません。日本製品に見られる完璧な面取りに比べたら多少、荒っぽい処理なのかもしれませんが実用上まったく不安は感じないレベルです。実際に素足でダンベルベンチプレス前のオンザニーをしてみましたが問題ありませんでした。

26kgで十分か?

ブロックダンベルの販売サイトのQ&Aなどでよく目にする質問に「26kg (片方) で十分でしょうか?」というものがあります。結論から言うと「人による」「私には26kgで十分」となります。
その理由は、私はハーフラックとバーベルシャフトを所有していますので、高重量を扱う種目はダンベルではなくそちらでやります。さらにいえばダンベルシャフトも持っていますのでそちらを使うこともできます。ただこれらはもちろん「人/環境による」ですね。
ダンベルベンチプレス、ダンベルスクワット、ダンベルデッドリフト、ワンハンドローイング、ダンベルシュラッグなど高重量を扱える種目をすべてブロックダンベルだけでやりたいと望む人には26kgでは足りない可能性が高いですね。
ただ、この記事を書いている2020年11月現在、この同タイプのブロックダンベルは26kgのタイプが最も重いタイプのようです。片方40kgくらいのセットを望む声もあるかもしれませんね。
基本的にパワーブロック正規品/類似品については後からウエイトだけを追加するということは構造上できないようなので購入時はよく考えて購入したほうがいいです。

重いブロックダンベルのデメリット

「後から足りなくなるくらいなら、思い切って一番重いのを買ってしまえ!」というチョイスももちろんありかと思いますが、実際にブロックダンベルを使ってみて、重いブロックダンベルのデメリットも感じましたので記載しておきます。

必要な設置面積が増える

私が購入した26kgタイプの長さは約35cmです。重量が増えればそのぶん設置面積が増えます。

一式を移動させるのが大変になる

重量が増えればそのぶん、一式を移動させるのが大変になります。トレーニング中の移動はもちろん引っ越しや模様替えも同様ですね。

従来のダンベル(シャフト&カラー式)との違い

重量変更が(超)楽!

これがウリなので当然ですね(笑)。従来のダンベル(シャフト&カラー式)の重量変更の手順は、以下のような感じです。

  1. カラーを外す
  2. 左右のプレートを外し、プレートラックに戻す
  3. プレートラックからプレートを取り出す
  4. (左右バランスを気にする場合はプレート配分が均等になるよう気を配りつつ)新しいプレートを取り付ける
  5. カラーをはめる

高重量になればなるほど、プレートを外す、プレートラックからプレートを取り出す、などといったトレーニング以外での体力の消耗はあなどれません。実際に私も、セットを終えたときよりも、その後のプレート交換後に息が上がっているということはしばしばあります。

いっぽう、ブロックダンベルの重量変更の作業数はいたって少なくなります。

  1. ピンを抜く
  2. 任意の位置にピンを合わせる

このようにブロックダンベルの重量変更に要する手数は極めて少ないです。左右のプレートの重量バランスに気を配る必要もありません。従来のダンベルのようにプレート交換で体力を消耗した状態で次のセットを行わないといけない、といったことも起こりません。本当にこれは画期的ですね。

オンザニーがやりやすい

オンザニーとは、ダンベルベンチプレスやダンベルショルダープレスをする際に、まず太ももの上にダンベルを乗せる予備動作的なアレですね。従来のダンベルでも慣れればプレートの端を器用に太ももの上にのせることはできるのですが(実際私はやっていました)、やはりブロックダンベルは側面が全面フラットなので格段にオンザニーがやりやすくなりますね。

動作中にガチャガチャ音がする

従来のダンベルは基本的にシャフトとプレート、プレートとプレートは密着していますのでフォーム動作中にそれほど音はしませんが(ラバーならほぼ無音ですね)、ブロックダンベルはウエイトとウエイトの隙間は構造上、若干ルーズなので、動作中にどうしてもガチャガチャと音がします。個人的には嫌いではない音ですが気になる人は気になるかも?もちろん動作をストリクトにというか、音を出さないようなフォームを意識することで発生する音の大きさはけっこう変わってきます。

重量を減らすと全長が短くなる

これは実用的にも置き場所がコンパクトで済むというメリットもありますし、見た目的にも面白いですね。
ちなみに以下はブロックダンベルと従来のダンベルをほぼ同じ重量に設定してみたものです。ブロックダンベルはかなりコンパクトになるのがわかります。

従来のダンベル7.5kg、ブロックダンベル7.6kg、IVANKOのダンベルシャフトの長さは約39cm

長期間使用した際の耐久性が実証不足?

今回、私は長期間の耐久性を重視して重量可変式ダンベルの中でも構造がシンプルで、ある程度の実績のあるブロックダンベルを選びました。長期間の耐久性という面で考えると、たとえばフレックスベルは比較的新しい製品のため、長期間使用した場合のギミック部の耐久性についてまだ実証データ不足と考え、今回は購入対象から除外した次第です。
実際にブロックダンベルがどのくらい長く使えるのかは今後楽しみに使っていきたいと思います。

一生使える?ダンベルシャフト&プレート

いっぽう従来のダンベルは特に複雑なギミック的なものはなく、鉄の棒とプレート、締め付けるカラーいうシンプルな構成ですので、壊れるとしたらカラーくらいしか想像できないですね。ダンベルシャフトの28mm規格が今後いきなりなくなってしまうことは考えにくいので、カラーだけを入手することは今後も容易でしょう。ですので従来のダンベルはもしかしたら一生使えるのでは?と考えています。実際に私のプレートやシャフトは15年以上使っていますが、見た目こそ年季が入ってきましたが機能的には全く損なわれていません。

おわりに

今回の記事ではMRGのブロックダンベル(可変式ダンベル)をレビューしてみました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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