ですので冬は加湿器が欠かせないのですが、1年ちょっと使った加湿器が壊れてしまったので新しい加湿器を選ぶ必要に迫られました。今回の記事はその購入から初使用までのレビューになります。
目次
乾燥が気になる季節
私は乾燥に弱く、空気が乾燥してくると以下のようにいろいろ困ったことが身体に起こります。なお我が家にあるタニタの温度&湿度計での数値です。
- 湿度55%~60%:ほぼ快適
- 湿度50%以下:鼻の中が痛くなる、軽い頭痛、のどが渇く
- 湿度40%以下:頭痛(凶悪)、吐き気
どのタイプの加湿器にするか?
スチーム式の加湿器は以前に使ったことがあったのですが、感想は
電気代が高い!
湯気が盛大に出るわりに湿度はあまり上がらない
でした。もちろんスチーム式の機種によっても違うと思います。
今回、気化式を選んだ決め手となったのは、ズバリ
電気代が安い!
です。あとは使ったことがないタイプを使ってみたいというのもありました。
そういうわけで気化式に決定し、気化式の中でも比較的高印象のレビューの多いパナソニックのFE-KXS07に決定しました。
パナソニック FE-KXS07 加湿器 (気化式) 開封


箱から取り出してみての第一印象は、想像していたよりもコンパクト、です。
ミドルタワーのPCケースで一番よくみるサイズくらいの存在感です。
重量も(水を入れてなければ)普通に女性でも楽に動かせるレベルだと思います。



タンクはパナソニックのWEBサイトで説明されているように注ぎ口が広く、手を中に突っ込んで洗えるようになっています。・・が私は手が大きいので一回でスポッとは入らず、一度つっかえて、ちょっと角度を変えてから手を中に入れられるという感じになります(笑)。
しばらく使ってみないとなんとも言えないですが、私のように手が大きい人でタンクのお手入れを素早くやりたいなら100均などで売っている柄の長いスポンジなどを使用するのもいいかもしれません。


水の残量はタンクを取り出さなくても本体の全面から確認できるようになっています。ただ正面なら問題なく見えますが角度がズレると照明の具合にもよりますが見えにくくなる場合もあります。

本体の左側のフィルターを外してトレイを引き出すことができます。


実際に使ってみて
電源をオンにすると運転開始します。気化式の加湿器は初めて使ったのですが、運転中に本体を見下ろすように近くに立ってみるとなんとも心地よいミストっぽい風が下から立ち昇ってきて心地よく何度もスーハーと深呼吸してしまいました。本来の使い方ではないですね(笑)。

うるさくない?
エアコンと併用しておりそっちの音がしているからというのもありますが、基本的に静かです。
「おまかせ」モードにするとほぼ55~60%の湿度を保ってくれていますが、湿度が下がらない限りほとんど動いていない時間もあるのでそう感じるのだと思います。
以下は連続運転で動作音と消費電力を測ってみた動画です。
冷たい風が寒くない?
稼働状態で50cm程度まで近づくと冷たい風を感じます。自動運転なら部屋の湿度に合わせて稼働してくれますので風が出ていない時間も少なくないとはいえ、デスクサイドに設置して常に風を浴びているような使い方では寒いと感じるかもしれません。
人間が過ごす場所からは適度に距離を置くのがいいかと思います。
私は部屋の壁際に設置しています。1mも離れれば全く気になりません。
2020年1月17日 追記
エアコン付けっぱなし&FE-KXS07つけ忘れで寝てしまい、「なんだか喉が痛いなあ」と目が覚めたことがありました。湿度計の値は36%ほど。FE-KXS07を電源オンすると盛大に稼働してすぐに快適湿度まで上げてくれました。
スチーム式やハイブリッド式と違い電気代が激安ですし、そもそも快適湿度のときは待機状態でほとんど消費電力が上がってません。そのため最近では FE-KXS07 は電源オンにしっぱなしで使っています。
おわりに
我が家は鉄筋の集合住宅でそこそこ密閉性はあると思いますので、これ一台で十分な性能があるというのが第一印象です。木造家屋で湿度が下がりやすい環境だとまた違ってくるとは思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。